2026.10.23

生まれた日の色は、ひとつじゃない

誕生日から、自分の色を見つける。

でも、IYL.で紹介しているのは、1日につき1色ではなく、2色の組み合わせです。どうして2色なのか。その理由は、色の楽しみ方がひとつではないからです。

1色だけでは見えないもの

赤が好き。青が好き。好きな色をひとつ挙げるのは、そんなに難しくないかもしれません。

でも、好きな色をふたつ並べてみると、少し違った楽しみが生まれます。

同じピンクでも、隣に白を置けばやわらかく、深い緑を置けば印象的に。色は、それだけで完結するものではなく、隣にある色によっても表情を変えます。

ピンクの隣に白。やわらかい印象に。
同じピンクの隣に深い緑。ピンクがくっきり見えます。

ひとつの色を知ることと、色の組み合わせを楽しむこと。その両方ができるように、IYL.では366日それぞれに2色を選んでいます。

似ている色も、違う色も

2色の組み合わせに、ひとつの正解があるわけではありません。

似た色どうしなら、まとまりのある穏やかな印象に。対照的な色どうしなら、互いの違いが引き立ちます。

ベタ
ツートーン
ストライプ
チェック
水玉
9月2日の2色。似た色どうしは、柄にしてもまとまって見えます。
ベタ
ツートーン
ストライプ
チェック
水玉
1月20日の2色。対照的な色どうしは、互いを引き立てます。

どちらが優れているということではなく、どんな雰囲気が好きかということ。

最初は「この2色、合うのかな?」と思っても、並べてみると意外にしっくりくることがあります。反対に、一般的には相性がいいとされる配色でも、自分には少し違うと感じることもあります。

だから、色を選ぶときに大切なのは、ルールを覚えることだけではありません。実際に見て、自分がどう感じるかを確かめることです。

誕生日は、色を知るきっかけ

自分の誕生日の色を見て、「たしかに好きかも」と思うかもしれません。

ピンクと青の紙
Photo: Andrej Lišakov / Unsplash

「普段は選ばない色だけど、組み合わせてみると気になる」ということもあるかもしれません。

どちらの反応も、楽しみ方のひとつです。

誕生日の色が、自分の性格や好みをすべて決めるわけではありません。色をきっかけに、自分が何を好きだと感じるのか、どんな組み合わせに惹かれるのかを見つけていく。そんなふうに楽しんでもらえたらと思っています。

気になる2色から、始めてみる

366日分の色を見ていくと、きっと気になる色がいくつも見つかるはずです。

自分の誕生日の色。家族や友人の誕生日の色。誕生日とは関係なく、ただ好きだと思った色。

色は、1色で選ぶより、2色で見たほうが「好き」がはっきりします。隣の色が、その色のよさを引き出してくれるからです。

はじめての組み合わせにピンとこなくても、心配はいりません。片方の色だけを残して、もう片方を好きな色に替えてみるだけで、印象はがらりと変わります。

パッケージの仕事でも、色は1色ずつではなく、隣に並ぶ色との組み合わせで決めていきます。同じ色でも、隣の色が変わると見え方が変わるからです。

まずは366日の色の一覧で、自分の誕生日と、身近な人の誕生日の色を並べて見てみてください。カードにすれば、その2色を画像にして残しておけます。誕生日をきっかけに、今まで知らなかった色に出会えるかもしれません。

好きなものを、好きなように。

366日の色を見る →
書いた人宮﨑さおり(ALLTAG.design)
愛知県在住のパッケージデザイナー・イラストレーター。
2021年に独立し、デザイン事務所 ALLTAG.design で化粧品や食品、日用品などの様々なパッケージを手がけながら、生まれた日の色と名前を入れられるグッズのブランド IF YOU LIKE. を立ち上げる。
© IF YOU LIKE.
色と性格は、参考としてお楽しみください。
結果を保証するものではありません。