誕生日から、自分の色を見つける。
でも、IYL.で紹介しているのは、1日につき1色ではなく、2色の組み合わせです。どうして2色なのか。その理由は、色の楽しみ方がひとつではないからです。
赤が好き。青が好き。好きな色をひとつ挙げるのは、そんなに難しくないかもしれません。
でも、好きな色をふたつ並べてみると、少し違った楽しみが生まれます。
同じピンクでも、隣に白を置けばやわらかく、深い緑を置けば印象的に。色は、それだけで完結するものではなく、隣にある色によっても表情を変えます。
ひとつの色を知ることと、色の組み合わせを楽しむこと。その両方ができるように、IYL.では366日それぞれに2色を選んでいます。
2色の組み合わせに、ひとつの正解があるわけではありません。
似た色どうしなら、まとまりのある穏やかな印象に。対照的な色どうしなら、互いの違いが引き立ちます。
どちらが優れているということではなく、どんな雰囲気が好きかということ。
最初は「この2色、合うのかな?」と思っても、並べてみると意外にしっくりくることがあります。反対に、一般的には相性がいいとされる配色でも、自分には少し違うと感じることもあります。
だから、色を選ぶときに大切なのは、ルールを覚えることだけではありません。実際に見て、自分がどう感じるかを確かめることです。
自分の誕生日の色を見て、「たしかに好きかも」と思うかもしれません。

「普段は選ばない色だけど、組み合わせてみると気になる」ということもあるかもしれません。
どちらの反応も、楽しみ方のひとつです。
誕生日の色が、自分の性格や好みをすべて決めるわけではありません。色をきっかけに、自分が何を好きだと感じるのか、どんな組み合わせに惹かれるのかを見つけていく。そんなふうに楽しんでもらえたらと思っています。
366日分の色を見ていくと、きっと気になる色がいくつも見つかるはずです。
自分の誕生日の色。家族や友人の誕生日の色。誕生日とは関係なく、ただ好きだと思った色。
色は、1色で選ぶより、2色で見たほうが「好き」がはっきりします。隣の色が、その色のよさを引き出してくれるからです。
はじめての組み合わせにピンとこなくても、心配はいりません。片方の色だけを残して、もう片方を好きな色に替えてみるだけで、印象はがらりと変わります。
パッケージの仕事でも、色は1色ずつではなく、隣に並ぶ色との組み合わせで決めていきます。同じ色でも、隣の色が変わると見え方が変わるからです。
まずは366日の色の一覧で、自分の誕生日と、身近な人の誕生日の色を並べて見てみてください。カードにすれば、その2色を画像にして残しておけます。誕生日をきっかけに、今まで知らなかった色に出会えるかもしれません。
好きなものを、好きなように。